長期修繕計画の破綻とは、修繕積立金の不足からくる 『資金ショート』 です。新築分譲マンションの
長期修繕計画が破綻している原因の多くは、ディベロッパーがマンションを販売するために、新築時の
修繕積立金を安く設定しているといっても、過言ではありません。
修繕積立金のなかでは、大規模修繕工事費が最も割合を占めています。したがって、大規模修繕工事の
コスト削減を図れば、それなりの成果が出ることは間違いありません。
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修繕積立金の値上げの前に
コスト削減の可能性
【マンションの管理費は、聖域ではありません】
管理会社の抵抗は予想されますが、最も大きなコスト削減の可能性を秘めているのは、
『管理費』 といっても 過言ではない のです。たいてい、毎月管理費も自動引き落としされています。
代表的な管理費のムダは、次の3点に 潜んでいるといえます。
① 管理会社に支払っている管理委託費
② エレベーターのメンテナンス費
③ 機械式駐車場のメンテナンス費
会計全体の見直し
これは 消費税の議論 に似ています。
国の財政赤字が減らないからと言って、安易に消費税を5%から10%に値上げする・・・。
これで民主党は、2010年の参議院選挙で大敗しました。
選挙に負けるのは当然です。真っ先にやるべきことは、ムダを削ることなのです。
消費税の値上げではありません。
大幅な資金シュートによって、破綻している長期修繕計画を立て直すためには、まず ムダを削る ことです。
修繕積立金の値上げではありません。